自律神経と体の冷えの関係。あなたはどう?

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みなさんお疲れ様です、Kiinaです♪

自分はオフィスが寒いと感じるのに、周りの人はあまり寒そうではない、というときたまにありませんか?

たくさんの人が集まるオフィス内の温度環境に口を出すのもなんだか気が引ける…と感じてしまうかしれません。

でもそれって放っておくと体調不良につながってしまうかも。

 

 

冷え性」と「冷え症」の違い

実は「ひえしょう」には、「冷え性」と「冷え症」の二種類があります。

冷え性」とは、検査や診断時では特別な異常が現れていない状態にもかかわらず、身体が冷えている状態のことをいいます。
西洋医学ではこれ疾患名として認めていないため症状がみられても
冷え性」という体質として認められます。
対して東洋医学の場合では「冷え症」といい、
きちんとした治療が必要な症状として扱っています。

冷え性(冷え症)の原因

体の冷えがつづくと血管が収縮することによって、手足や四肢の末端に血液が流れにくくなってしまいます。
これにより手足が冷たくなってしまうのです。
手足は心臓に遠い位置にある上、身体が重要な臓器のある胴体や
脳へ血行を確保しようと働くので、どうしても後回しにされやすいのです。

冷えが引き起こす様々な問題

・筋力の低下
運動不足が続いてしまうと筋肉が劣れてしまい、血行が悪化します。
特にふくらはぎは人間の体でいう血液を心臓に戻すためのポンプ役。
ふくらはぎの筋肉が落ちてしまうとポンプ機能も衰えてしまうので、
きちんと運動する習慣を作りましょう。

基礎代謝の低下
生命活動を行うのに欠かせない、必要最低限のエネルギーを「基礎代謝」といいます。基礎代謝が低くなると体温が低くなり、冷え症が起きやすくなります。

・自律神経の乱れ
身体の体温をコントロールしているのは自律神経です。
近年はエアコンなどの影響で季節関係なく、快適に室内で過ごせるようになり、気温に対する感覚が鈍くなり、自律神経が乱れやすくなりました。
自律神経は腸などの運動にも深く関わります。
自律神経が乱れると下痢・便秘もふえ、基礎代謝も低下してしまい、冷え症へ繋がってしまいます。

今こそ!冷え対策

◆入浴・半身浴

できれば毎日、ぬるめのお湯にじっくり浸かって、汗ばむくらいまでつかります。
少し長めにお湯につかるといいでしょう。
副交感神経が優位となり、血行が良くなるだけでなくリラックス効果もあります。
入浴後は冷えはじめる前に靴下を履くのがおすすめです。

 

◆運動

運動している時にも全身の血行は改善します。
筋力がアップすることでも血行が改善します。
血行が良くなると酸素と栄養素が全身に行きわたって老廃物の排出もスムーズになり、新陳代謝が促進し、体温も高くなって基礎代謝もアップします。
ハードな運動は必要ではなく、ウォーキングを習慣化するくらいでも十分です。
日常で歩く距離を少しだけ増やす程度でも、毎日行えば効果が現れます。
ストレッチはこわばった筋肉をほぐして血行を改善させます。
仕事の合間や就寝前に軽いストレッチを取り入れるようにすると良いでしょう。
就寝前のストレッチもかなり効果的です。

 

◆食べ物・飲み物

白湯(さゆ)
白湯を飲むことで内臓が温まり、消化機能が活性化されて血流もよくなります。
最も手軽にとれる温めドリンクと言えるでしょう。

紅茶、ウーロン茶、ほうじ茶、玄米茶
摘んだ茶葉を発酵させて作る発酵食品です。
発酵食品には体を温める作用があるとされています。

中でも、もっとも発酵の程度が高いのが紅茶で、温め効果もすぐれていると言われています。
ただし、紅茶にはカフェインが多く含まれているため飲みすぎには要注意。

生姜紅茶・生姜湯

生姜に多く含まれる辛味成分のジンゲロールには、血の巡りをよくし、一時的に発汗を促す作用があります。
生姜を加熱するとジンゲロールの一部が、体を芯から温める作用があるショウガオールという成分に変化し、温め効果がアップします。

 

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